2010年06月12日

定義

100612_2005001.jpgだいたいの法律では用語の定義は第2条にある。

酒税法も同様だが、細かい定義は第3条に譲っている。
そこで、今日飲んだこのお酒。
Clear Asahi is brewed with select barley malt,hops and grains by using our pure cultured yeast.
Its unique brewing process creates a distinctivery bold,clear and smooth taste.
って、書いてある。ヘボ訳すると、、、
Clear Asahiは、私たちの純粋培養酵母を使うことにより、極上大麦麦芽とホップ、穀物で醸造されています。
その独自の醸造過程が特別に大胆ですっきりしたかつなめらかな味わいをつくりだします。
ちなみに、この前段部分、麦芽、ホップ(及び水)を(主)原料として発酵させたもので・・・という、ビールの定義(判定・アルコール分除く)そのもの。grains(穀物=副原料)の重量がbarley maltの重量の50%以上であればビール、そうでなければ、発泡酒(泡が印刷されている)。
原材料名の表示は、発泡酒(麦芽、ホップ、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)となっていて、英語での表示のgrainsの重量がbarley maltの重量の50%未満であることを示している。
また、スピリッツ(大麦)は麦芽・麦を原料の一部とした蒸留酒を使っていることを表し、このお酒が発泡酒から除かれ、混成酒としてリキュール(エキス分の表示はないが)に該当することを意味する。
麦芽比率50%未満の発泡酒に上記スピリッツを加えることにより、税率を下げることができるのだ。
ちなみに、製品1リットルあたりの税率は、麦芽比率25%以上50%未満の発泡酒の178.125円、25%未満は134.25円だ。
税率が高い方の発泡酒を、その他の発泡性酒類の1リットルあたり80円に下げて、販売価格をさげるという戦略。
第三のビール(その他の醸造酒)が製法に足かせをハメられ、新製品の開発を禁じられたため、こんなリキュールが第4のビールとして、シェアを伸ばしているのだ。
税がお酒を作る。お酒の定義ではなく、定義によるお酒なのだ。


posted by taku at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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